うさぎ・・・料理のお店に行ってしまった
先日、同年代の友人たちと「兎当家」を訪れました。
店名の通りうさぎサマを看板料理にした気軽な四川料理店です。
ここの料理は上海の有名シェフがプロデュース。上海では最近、有名店のセカンドラインや有名シェフが監修するカジュアルなお店が増えているのです。
うさぎ自体はフランス料理で食べたことがありましたが、ジビエのLapinのイメージとは別物。
炭を使って皮が飴色になるまで炙り焼きにし、香辛料やピーナッツと一緒にエネルギッシュにあわせたりする感じがまさに中華。臭みがなく、味もほどよく淡白。ビールにあいます。
坦々麺に水餃子、串おでんといったうさぎ以外の料理もありました。どれも安い。
上海料理ではうさぎは使わないため、この日初めて食べたという上海人もいました。
ポップな店構えでも、出てくるものはディープ。
北京ダックでも仔豚の丸焼きでもなく、うさぎがクルクルと・・・
ちなみに、辛く味付けして煮込んだ「兎頭」もこのお店の名物の一つ。お皿に頭だけが3つくらいのせられて登場。見た目が少し、というか結構グロテスク。解体してもらったものの、食感もなんとなくラビット感が・・・・・・。
それにしても、うさぎやらカエルやら、鳩やらザリガニやら、中国はまあ本当に何でも料理します。でもよく考えたらどれもフランス料理でも使われる食材ですね。
食の大国どうし、何かと共通点が多いのかもしれません。
キリンのフローズン生ビールがここで飲めます。
兎当家
上海市武夷路433号