サムスンGalaxy S6と中国の新鋭ファッションブランド
中国でもサムスンのGalaxy S6、Galaxy S6 edgeが発売されました。
公式お披露目イベントのほかに、ファッション関係者などを招待し、中国の新進デザイナーズブランド「deepmoss」とコラボしたプレゼンテーションも行われました。場所は上海の有名セレクトショップ「棟梁」。
新機種のデザイン性をアピールするため、サムスンはニューヨークやパリでもファッションとからめたイベントを開催しているそうです。
韓国からサムスンのイ・ヨンヒ執行副社長が来ました。流暢な英語でスピーチ。
deepmossは4月上旬から中旬にかけて行われた上海ファッションウィークで印象深かったブランドの一つ(全部のショーは見ていませんが)。デザイナーのディド・リウはまだ27歳! ロンドンでデザインを学び、一昨年ブランドを立ち上げたばかりの新進デザイナーです。ボタンの位置、裾のラインや刺繍などのディテールが個性的。服を着たときの布の膨らみ方などがどこかワイズを思わせ、個人的にもかなり気になりました。
(写真提供/棟梁)
期間限定で設置されたdeepmossのショールームにて。
正直、このイベント自体はモデルがスマホを持ってポーズをとっても・・・うーん、という感じでしたし、Galaxy S6とS6 edgeの宣伝になるのかは不明な気がしましたが、サムスンがもう既にこの若手デザイナーに目をつけていたことは驚き。
会場となったセレクトショップは中国人と欧米人のジャーナリストでいっぱいでした。
中国ではここ最近、海外でファッションを学んで帰って来た人が毎年のようにブランドを立ち上げています。ヨーロッパのコレクションに参加する人も増え、ディドさんのほかにも力のある新鋭デザイナーがぱっと思いつくだけでもかなりいます。
この先、世界的に有名になるデザイナーズブランドが生まれるかどうか。各国が注目しています。
ショーで使われた帽子も中国人の若手帽子デザイナーによるもの。